旧世代エアーポッツのレビュー|アップルケアで片耳だけでも交換できるが、値段が高い割には音質や装着感は良くない
完全ワイヤレスイヤホンで良くあるトラブルとして、片耳だけ故障や片耳だけ紛失と言った事があります。アップルの「AirPods」の場合、アップルケアに加入していれば、片耳だけ交換してもらうこともできるので、ユーザーにとっては安心して使う事ができます。
今回紹介する旧世代のAirPodsのユーザーレビューでは、残念ながら音質は価格以下、装着感もいまひとつとあまり良い評価はついていません。
現在販売されている第3世代となったAirPodsでは、空間オーディオにも対応するなど音質の向上が図られています。
20代 / 女性
好きな音楽:K-POP,洋楽,J-Rock
AirPodsの魅力
iPhoneを所有しているので、AirPodsの蓋を開けている状態で容器とイヤホンのバッテリーが確認できることと、充電時にApple社の製品で統一してあればコンセント一つで済むため旅行の際など荷物が増えないところが魅力です。
パソコンもスマホもどちらもApple製品で揃えているためAirPodsの初期設定がスムーズであると考えました。さらに、故障の際にもアップルケアがあるため、以前左耳だけ故障した際に、無料で交換していただけた経緯があります。
また、本体も非常に軽いため、その点についても大満足です。
AirPodsの装着感
私は耳の前方の軟骨が小さいため頭を激しく振ると落ちてしまうため、下を向き続けての作業時には不向きです。ランニングする分には落ちたことは一切ありませんでしたが、全体がプラスチックのため、フィット感はあまりありません。
寝て横を向いた状態での装着は下になっている側の耳が痛くなるため仰向けのみで使用することとなります。
耳の状態が、沖縄人に多いアメ耳タイプのため、耳の中の湿り気が高く、ゴム製のものでは滑って落ちてきてしまうため、AirPods proの購入は諦めました。
AirPodsの音質
Audio Technicaの5000円程度の高価ではないヘッドフォンでも聞こえるような、ベースの低音やドラムの音は響いてきません。
比較的音が平面に感じる部分が多いため、これまで高価なヘッドフォンを使用していた方は乗り換えができないかと思われます。
全体的に、アップルというブランド性があるために価格帯はBluetoothイヤホンの中でも高価な方になっていますが、AirPodsの音質に関しては安価な3000円程度のイヤフォンと同等な気もします。
AirPodsの音漏れ・遮音性
音漏れについて、私自身音楽を聞くとき爆音で聴くタイプではありませんが、装着感の感想で述べたように耳にフィットしているというタイプのイヤフォンではないため、Apple Musicの音量全体の半分の大きさでも、静かな部屋やエレベーター内など密閉された空間であれば、隣の人に音楽を聞いているのがバレる程度には音漏れがあると思います。
遮音性については、あえて遮音しすぎない方が気に入っているため、この点に関しては満足しています。
AirPodsのデザイン・バッテリー
デザインに関しては、白一択でシンプルさがアップル製品の良さが出ていると感じました。
その他、ケースのカバーを様々なブランドが出しているため自身オリジナルのものがもてるところも、他社にはない魅力的な点と思えます。
ただ、一定数いらっしゃるアンドロイドユーザーの方からは「耳からうどんが出てる」と低評価をもらう時期も販売当初はあったかと思われます。
バッテリーの持ちに関して、使用期間2年半であれば5時間程度使用しているとバッテリーの持ちが悪くなってきたように感じています。
Air Podsの満足度
80点
Air Pods(第2世代)の基本スペック
販売価格:16,800円(税込)
センサー
- デュアルビームフォーミングマイクロフォン
- デュアル光学センサー
- 動きを感知する加速度センサー
- 音声を感知する加速度センサー
チップ
- H1ヘッドフォンチップ
充電ケース
- MagSafe充電器、Qi規格の充電器、Lightningコネクタに対応
バッテリー
- 1回の充電で最大5時間の再生時間
- 1回の充電で最大3時間の連続通話時間
通信機能
- Bluetooth 5.0
本体サイズと重量
- 高さ:40.5 mm
- 幅:16.5 mm
- 厚さ:18.0 mm
- 重量:4 g
MagSafe充電ケースのサイズと重量
- 高さ:53.5 mm
- 幅:44.3 mm
- 厚さ:21.3 mm
- 重量:38.2 g