空耳「ナゲット割って父ちゃん」の原曲はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「キリング・イン・ザ・ネーム」
タモリ倶楽部の空耳アワーで「ナゲット割って父ちゃん」を連呼して話題となった曲は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの名曲「キリング・イン・ザ・ネーム – Killing in the Name」で、アルバム「Rage Against The Machine」に収録されています。
動画の1:30あたりから、「ナゲット割って父ちゃん」を連呼しています。
「キリング・イン・ザ・ネーム」が収録されいてるのはどんなアルバム?
「Killing in the Name」は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)のデビューアルバム「Rage Against the Machine」に収録された楽曲です。このアルバムは、1992年にリリースされ、当時から社会的・政治的な問題に対して強いメッセージ性を持った歌詞や、フロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャの強烈なラップ、トム・モレロの革新的なギター・サウンドなどで高い評価を受けています。
「Killing in the Name」は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの代表曲のひとつであり、アルバム発表後にシングルとしてもリリースされました。この曲は、差別、権力の濫用、警察の暴力などに対する怒りをテーマにした内容で、圧倒的な音の壁とともに抗議のメッセージを届ける、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらしいパワフルな楽曲となっています。
Rage Against the Machineのデビューアルバム全曲解説
1.Bombtrack
アルバムのオープニングを飾るこの曲は、荒々しいギターリフとパワフルなベースラインが特徴的です。歌詞は、資本主義的なシステムに抗議するメッセージが込められています。
2.Killing in the Name
空耳アワーで「ナゲット割って父ちゃん」を連呼した後、「どうすんだい!?」とちゃんとオチまでついている曲がこれです。
この曲は、圧倒的な音の壁とともに抗議のメッセージを届ける、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらしいパワフルな楽曲です。差別、権力の濫用、警察の暴力などに対する怒りをテーマにした内容となっています。
3.Take the Power Back
フレッシュなヒップホップのリズムと、トム・モレロの革新的なギターサウンドが融合されたこの曲は、大統領選挙などの政治的な出来事に対するメッセージが込められています。
4.Settle for Nothing
この曲は、少年時代に経験したレイシズムや差別に対する怒りを歌った曲です。歌詞には、差別的な社会に適応することを拒否し、自分自身を発見することの重要性が語られています。
5.Bullet in the Head
この曲は、政府の権力や洗脳に対する批判的な歌詞とともに、フレッシュなビートとトム・モレロのギターによる攻撃的なリフが特徴的な楽曲です。
6.Know Your Enemy
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの代表曲のひとつであるこの曲は、社会的不平等や政治的な不正に対する怒りを込めた歌詞が特徴的です。また、この曲は、フィーチャリングアーティストとしてメイ・ミッドラーが参加しています。
7.Wake Up
映画「マトリックス」のサウンドトラックにも収録されたこの曲は、マルコムXやマーティン・ルーサー・キング・ジュニアなどの社会運動家に敬意を表した歌詞が特徴的です。
8.Fistful of Steel
この曲は、激しいギターリフと重いベースラインが特徴的な曲で、権力に反抗する人々を称える歌詞が含まれています。
9.Township Rebellion
この曲は、アパルトヘイトに対する抗議運動をテーマにした曲です。この曲の歌詞には、南アフリカの非白人居住区で起こった暴力行為に対する怒りが反映されています。
10.Freedom
このアルバムのラストを飾るのは、強力なギターリフと激しいドラムビートが特徴的な「Freedom」です。自由への権利を主張する歌詞とともに、ザック・デ・ラ・ロチャのボーカルが力強く響きます。