Bluetoothワイヤレスイヤホンの選び方と知っておきたい用語の解説
Bluetoothワイヤレスイヤホンを選ぶ時、価格や性能、メーカーなどこだわりポイントは様々あると思います。この記事ではBluetoothワイヤレスイヤホンの選び方と、知っておきたい用語の解説についてまとめてみました。

Bluetoothワイヤレスイヤホンンのスタイル
Bluetoothワイヤレスイヤホンのスタイルとしては次の3つが主流になります。
- 完全ワイヤレス
利便性で言ったら文句なく一番。最近人気のスタイルです。防滴防塵・ノイズキャンセリングなどの機能がついたものも増えてきてます。
- ネックバンド型
装着性が良いのがポイント。バンド部分の大きさがデメリットでもあります。イヤホン部分を着脱できたりするものもあって、選び方が豊富です。
- ヘッドバンド型
耳の上に乗せるオンイヤー、耳を覆うアラウンドイヤーの2種類。髪型が気になる人には不向きではありますが、音質は比較的良いものが多いです。
- 骨伝導型
耳の中にイヤホンをいれるのではなく、耳の近くの骨に振動させて音楽を鳴らすタイプのイヤホンです。外からの音を普通に聞くことができるので、ながら仕事などに向いている一方で、音漏れが大きくなります。
Bluetoothワイヤレスイヤホンの音声コーデック
Bluetoothワイヤレスイヤホンには「音声コーデック(CODEC)」と呼ばれる、様々な音声圧縮変換方式があり、コーデックによって音質が大きく変わってきます。
SBC | BLUETOOTH機器が標準で使用する音声圧縮技術で、必ず対応しています。 16bit/48kHz再生に対応していますが、比較的高音が弱いことが多いと言われています。 |
AAC | iPhone等のApple製品で使用されており、SBCに比べ高音質です。 16bit/48kHz再生に対応しています。 |
aptX | Androidスマートフォン等で機種によって使用しているものがあり、ビットレートが高く、SBCに比べ圧縮率が低く高音質で、タイムラグも少ないと言われています。 16bit/48kHz再生に対応しています。 |
LDAC | ソニーが開発したハイレゾ音源をBLUETOOTH経由でも伝送可能とする音声圧縮技術です。SBCの約3倍の情報量があり、高音質です。 24bit/96kHzとハイレゾ相当に対応しています。 |
aptXHD | 24bit/96kHzとハイレゾ相当に対応。aptXよりもビットレートが高く、さらに高音質です。 |
「音楽は聴ければ良い」という場合は特にこだわる必要はありません。「少しでも高音質で」という場合は「aptXに対応しているか」が一つのラインを考える事ができそうです。
音声コーデックは再生するプレイヤーによって対応状況も違い、スマホの場合「AndroidはaptXに対応しているものも多いですが、iPhoneはaptXには対応していません。
Bluetoothワイヤレスイヤホンの連続再生時間(バッテリー)
最近は、完全ワイヤレス型でもイヤホン単体で4〜5時間は使えます。中には7〜8時間程度持続する機種も増えてきています。
さらに、充電器となっているケースを併用することで24時間程度は使用が可能となっています。
Bluetoothワイヤレスイヤホンの重さ
完全ワイヤレス → 4〜10g程度
ネックバンド型 → 50g前後
ヘッドバンド型 → 300g前後
完全ワイヤレスが圧倒的に軽いのですが、その分耳の穴にかかる負担がどうしても大きくなりますので、それが気になるという場合もあるようです。ネックバンド型は、重さは感じないけど、なんとなく肩が凝るという方がいたり、ヘッドバンド型は耳への圧迫にどの程度許容できるかがポイントになるでしょう。
重量だけ見てもあまりピンとこないかもしれませんので、可能であれば実際に店頭などで試聴してみるのが一番おすすめです。
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