空耳「農協牛乳!」の原曲は、プリンスの「バット・ダンス(Batdance)」
タモリ倶楽部の空耳アワーで「のう!きょう!ぎゅう!にゅう!」とワンフレーズずつシャウトしながら農協牛乳が浮かび上がってくるシュールな映像でも話題になった曲は、プリンスの名曲「バット・ダンス(Batdance)」で、映画「バットマン」のサウンドトラックに収録されいています。
ミュージックビデオの5:45ころに「農協牛乳!」という空耳を聴くことができます。
「Batdance」はどんな曲?
「Batdance」は、プリンスが1989年の映画『バットマン』のサウンドトラックのために制作した曲で、以下のようなテーマを持っています
バットマンの世界観の表現
「Batdance」は、バットマンの世界観を音楽で表現することを目指しています。曲の構成は、カオスな機械的ビートとファンキーなグルーブを交互に繰り返す2つの部分から成り立っており、これはゴッサムシティの二面性や、バットマンとジョーカーの対立を表現しています。
映画の要素の融合
この曲は、映画からのサンプリングを多用しています。
- 映画のダイアログや効果音を取り入れています
- バットマン、ジョーカー、ヴィッキー・ヴェイルなど、映画の主要キャラクターの要素を音楽的に表現しています
プリンスの音楽性の表現
「Batdance」は、プリンスの音楽的アイデアの集大成とも言える曲です。
- 少なくとも7つの異なる曲(一部未発表)の要素が組み込まれています
- ファンク、ロック、ヒップホップなど、様々なジャンルを融合しています
エネルギッシュな雰囲気の創出
曲全体を通して、バットマンの強烈なエネルギーと大きな存在感を祝福するような雰囲気があります。「Keep busting」というフレーズの繰り返しは、リスナーに前向きな行動を促すメッセージとなっています。
このように、「Batdance」は単なる映画のプロモーション曲を超えて、プリンスの創造性とバットマンの世界観が融合した独特な作品となっています。
「Batdance」が収録されているアルバムは?
プリンスの「Batdance」は、1989年にリリースされたアルバム『Batman』に収録されています。このアルバムは、同年公開のティム・バートン監督による映画『バットマン』のサウンドトラックとして制作されました。
『Batman』アルバムは、プリンスの11枚目のスタジオアルバムであり、ワーナー・ブラザーズ・レコードから1989年6月20日にリリースされました。「Batdance」は、このアルバムからのリードシングルとして大きな成功を収め、プリンスにとって1986年の「Kiss」以来となる全米チャート1位を獲得しました。
アルバム『Batman』は、プリンスのキャリアにおいて重要な位置を占めており、商業的にも大きな成功を収めました。このアルバムは、プリンスの音楽性と映画のテーマを巧みに融合させた作品として評価されています。
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