話題の3Dオーディオとは?どんなヘッドホン・イヤホンで聴くの?どんな曲があるの?その無料体験のやり方。

Appleが提供する「空間オーディオ」、ソニーの「360 Reality Audio」といった、いわゆる3Dオーディオと呼ばれるものが徐々に人気が出てきました。

そもそも3Dオーディオって何?

聞くにはどうすれば良いの?

などわからない事がまだまだ多いと思います。この記事では話題の3Dオーディオとは何か?やその楽しみ方についてまとめてみました。

3Dオーディオって何?

3Dオーディオとは、あたかもその場にいるような臨場感のある立体音響のこと。音に包み込まれるような体験をもたらしてくれます。代表的な例としては、「ドルビーアトモス」や「360 Reality Audio」があります。

通常のステレオ再生とは大きく異なり、ヘッドホンやイヤホンで聴くときにも独特の開放感のようなものを感じる事ができますし、演奏されている現場で楽器一つひとつの距離感などが鮮明に感じられるなどのメリットがあります。

空間オーディオと360 Reality Audioは、ストリーミングサービスで提供されていることも特徴です。スマホやパソコンで聴く事が前提で考えられていて、CDなどではありません。

没入感が得られるという意味で「イマーシブサウンド」と呼ばれるここともあります。

3Dオーディオはお金がかかる?

3Dオーディオを楽しむためにはApple MusicやAmazon Music、Deezerなどのストリーミングサービスに加入する必要があります。月額980円程度で体験する事ができます。

Apple Musicでは、無料のお試し期間中でも3Dオーディオを楽しむ事ができます。

3Dオーディオにはどんな機材が必要?

3Dオーディオを楽しむために、特別な機材は必要ありません。対応 しているストリーミングサービスを再生するためのアプリが必要ですが、それはつまりスマホやパソコンがあれば問題ありません。あとは環境設定を行うだけで、今持っているヘッドホンやイヤホンで早速試聴する事ができます。

もちろん3Dオーディオに対応した機器を利用すれば、その感動はより高まります。ソニーの「1000XM4シリーズ」ではユーザーの耳型を測定して、その効果を最大限にはっきする機能を備えています。AirPods ProやAirPods MaxとApple Musicの組み合わせであれば、ヘッドホンやイヤホンを装着した状態で顔の向きを変えても楽曲コンテンツの定位が変わらずにiPhoneなどの機器の画面から聞こえてくる「ダイナミックヘッドトラッキング」といった機能もあり、立体的に音楽を体験する事ができます。

「空間オーディオ」であればApple製品、「360 Reality Audio」であればソニーの製品を使う事で、より感動的な体験をする事ができます。

3Dオーディオで聞ける音楽のジャンルやアーティストは?

Apple Musicの空間オーディオにはビートルズやノラジョーンズなど、数千を超える曲がすでに対応しています。ジャンルで見ても、Popsやロック、クラシック、ジャズ、ヒップホップ、日本の音楽のJ-Popまで様々な楽曲が対応しています。

3Dオーディオのまとめ

何もわからない状態だと、「3Dオーディオって敷居が高そう」って感じてしまうこともあるかと思いますが、こうして調べてみると意外と身近で気軽に体験する事ができるという事がわかりました。

すでにストリーミングサービスに加入されていればもちろんすぐに体験する事ができますし、まだストリーミングサービスを使った事がないという場合でも、Apple Musicでは3ヶ月の無料トライアル期間もあるので、無料ですぐに3Dオーディオを楽しむこともできます。