つけたまま周りの音も聞く耳を塞がない新しいタイプのイヤホンが、老舗Victorから発売「nearphone HA-NP35T」

つけたまま周りの音を聞くことができるタイプのイヤホンとして骨伝導イヤホンが徐々に一般に浸透してきていますが、今回紹介するイヤホンは、骨伝導とは違うタイプの耳を塞がない新しいイヤホンで「イヤホン」ではなく「ニヤホン」と命名されて、老舗Victorから発売されました。それが「nearphone HA-NP35T」です。

HA-NP35Tは耳にかけるだけで簡単に使える

耳掛け式の装着スタイルになりますが、スルッと簡単に装着することができます。装着時の支えとなる耳掛け部の自然な耳当たりを追求し、イヤーフック部に硬さとやわらかさを備えた素材を使用することで耳へのストレスが少ない長時間の装着を可能にしました。

HA-NP35Tは16mmドライバで音質も良好

大口径16mmドライバーを搭載し、本体内部にバスレフ構造を採用。ダクトからの低音を足すことで低域を強化されているので、密閉しない新スタイルの完全ワイヤレスイヤホンながら豊かな低音をもつ高音質サウンドになっています。

HA-NP35Tは音漏れしにくい

密閉しないイヤホンで心配される音漏れを、指向性のコントロールで低減。人間の耳が音漏れとして認識しやすい周波数帯域に音圧のピークがこないように、内部構造およびスピーカー部開口部の個数や形状を調整して、“高い音質”と“低い音漏れ”両方に対して最適な構造となっています。

HA-NP35Tはマイク音声もクリア

本体左右それぞれに2つの高性能MEMSマイクと、独自の通話用ノイズリダクション機能を搭載しています。通話相手にユーザーの声をクリアに伝えることができるため、スマートフォンでの通話やオンライン会議などでの音声通話もクリアです。

HA-NP35Tは本体7時間連続再生とIPX4防水

本体だけで約7時間、充電ケースで約10時間、合計で最大17時間という長時間再生が可能となっています。さらに「IPX4」で生活防水に対応しているため、急な雨や水しぶきを気にすることなく、スポーツ中でも気軽に使うことができます。

HA-NP35Tは本体が大きく、マスク着用時は難しい?

唯一気になる点を挙げるとすれば、本体の大きさと耳掛け式というスタイルです。16mmドライバを搭載しているという本体は画像のようにやや大きめで主張があります。また耳掛け式となっているため、マスク脱着時など、コツを掴むまではマスクがイヤホンに引っかかってしまいます。

HA-NP35Tのまとめ

新しいタイプの耳を塞がないイヤホン、ビクターのを紹介しました。周りの音を聞きながら音楽を聞いたり、ビデオ会議をしたり、またはワークアウトのときなど、日常の様々なシーンで気軽に使うことができます。骨伝導とは違い、イヤホンの指向性を調整しているため、新しい音楽スタイルを体験することができるでしょう。

HA‐NP35Tの機能、性能

  • カラー展開 -W(ホワイト)、-A(ブルー)、-B(ブラック)
  • ドライバーユニット 口径16mm
  • 通信方式 / 出力 Bluetooth®標準規格 Ver.5.1、Power Class 1※4
  • 対応コーデック SBC
  • 対応コンテンツ保護 SCMS-T方式
  • 電池持続時間※1 イヤホン:最大7時間、 充電ケース:最大10時間(合計:最大17時間)
  • 充電時間※1 イヤホン:約2.5時間、充電ケース:約2時間
  • 質量 イヤホン(片側):約12g、充電ケース:約73g
  • 付属品 充電用USBケーブル、充電ケース