SONYのワイヤレスイヤホンWF-1000XM3レビュー|イヤーピースを交換するのがお勧め+XM4との違いは何?

SONYのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」の音質、装着感、遮音性、音漏れなどのレビューです。発売されたのは2020年ですが、当時は数々の賞を受賞していました。

現在は最新モデル「WF-1000XM4」があるので、一世代前のワイヤレスイヤホンになります。その分価格は安く手が届きやすくなっていることが多いです。そこで今回のレビューではWF-1000XM4とも比較も含めたレビューです。

レビュアーについて

男性
好きな音楽:ジャミロクアイ、アンダーソンパーク、コーリーウォン

SONY WF-1000XM3の音質

4 out of 5 stars (4 / 5)

音質に関してはWF-1000XM4の方が好みの音色でした。しかし携帯のアプリで簡単にイコライザーが調整できるのでそこそこ好みの音色に出来ているかと思います。

イコライザーの特徴として、調整幅は中広域の調整になっています。低音域は元々出ているのですが、個人的にはもう少し解像度がほしいと思います(イヤーピースを変えてるせいも有ると思います)。

しかし、同じ価格帯のイヤホンでは抜群に音質は良いと思います。 ノイズキャンセル機能を使っても変に耳障りの音色ならないので長時間使っても耳に違和感はありません。

SONY WF-1000XM3の装着感

4 out of 5 stars (4 / 5)

装着感ですが、最初に付いているイヤーピースが自分の耳には合わなくて他社のイヤーピースを装着しています。 それからは問題無く使用出来ています。

本体がWF-1000XM4よりは大きいものの耳に綺麗にフィットしているので問題は無いかと思います。 WF-1000XM4の方が圧倒的に軽く本体も小さいのですが、イヤホンにタップして操作する事が出来るので有る程度本体は大きくても良いのではないかと思っています。

個人的にはAirPods Proの方が重さと言うか本体のバランスなのか、少しフィット感が自分には合わないかと思いました。

SONY WF-1000XM3の音漏れ・遮音性

音漏れについてはイヤーピースによることが大きいのではないでしょうか。耳にフィットしていないと満員電車とかでは少し気になる事が有ります。

ノイズキャンセリング機能を使っているのでそこまで大きな音量にはしないのですが、充電の為にケースに戻す時そこそこ音が漏れているのかと思う事が有ります。耳の奥に深くまで入ってピッタリと入っている感じはWF-1000XM4の方が良いとは感じました。しかしそこは新旧の差ではないかと思います。

SONY WF-1000XM3のデザイン・バッテリー

気に入っている点として音質も良いのですがノイズキャンセル機能が凄く優秀です。流している曲の音色が変わらずぐっと音楽に集中できる所がとても気に入っています。

少し気になる点としては、ウォークマンで利用した時とアイフォンで利用した時にどうも接続の相性なのか音が切れる事がアイフォンの方が多い気がします。

音質をスケールアップさせるDSEE HXが搭載しているのでアイフォンでも他のイヤフォンより音質は良好だと思っていますが 今のところ、ウォークマンでの利用が多いです。

SONY WF-1000XM3の満足度

70点

SONY WF-1000XM3を購入した理由

ウォークマンを長年愛用していまして、ワイヤード(有線)のイヤホンを使っていました。

ウォークマンと携帯とイヤフォンを持っていると音は良いのですが、複数台持ちは荷物がわずらわしく思うようになったので、ワイヤレスイヤフォンの導入を考えました。

第一候補はソニーのWF-1000XM4とアップルのAirPods Proでした。ネットで調べた時ノイズキャンセリングの機能がいずれも良いとの事で検討していました。家電量販店で実機を視聴する事が出来たのですが、音質がウォークマンに慣れているせいかソニーWF1000XM4の方が好みでした。

ノイズキャンセリングも申し分ない性能でこれで良しと思ったのですが、視聴中に音が途切れる事が有ったので、ちょっとこれは機器との相性かと考えました。ただこのあたりはワイヤレスなので、ある程度は仕方がないと店員の方から説明を受けました。そうであったらそこまでコストを掛けなくても良いかなと思いまして、一世代前で値下がりしていたWF-1000XM3の方にする事にしました。

SONY WF-1000XM3の機能・性能

ヘッドホン部

  • 型式 密閉, ダイナミック
  • ドライバーユニット 6mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用)
  • 質量 約8.5 g×2
  • 電源 DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池
  • 充電時間 約1.5時間
  • 充電方法 USB充電(ケース使用)
  • 電池持続時間(連続音声再生時間) 最大6時間(NC ON)/最大8時間(NC OFF)
  • 電池持続時間(連続通話時間) 最大4時間(NC ON)/最大4.5時間(NC OFF)
  • 電池持続時間(待受時間) 最大9時間(NC ON)/最大15時間(NC OFF)

マイクロホン部

  • 型式 エレクトレットコンデンサー型
  • 指向特性 全指向性
  • 有効周波数帯域 50 Hz-8,000 Hz

Bluetooth

  • 通信方式 Bluetooth標準規格 Ver.5.0
  • 出力 Bluetooth標準規格 Power Class 1
  • 最大通信距離 見通し距離 約10m
  • 使用周波数帯域 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
  • 対応Bluetoothプロファイル *3 A2DP, AVRCP, HFP, HSP
  • 対応コーデック *4 SBC, AAC
  • 対応コンテンツ保護 SCMS-T
  • 伝送帯域(A2DP) 20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)