《1万円未満》ZERO AUDIOの完全ワイヤレスイヤホンTWZ-1000レビュー|装着感が良くてタイトなサウンドの日本メーカーのブルートゥースイヤホン
1万円未満で購入することができる、ZERO AUDIOの完全ワイヤレスイヤホンTWZ-1000の音質、装着感、音漏れ、バッテリーの持ちなどに関するまとめレビューです。
最近は、とても安い中華イヤホンもたくさん販売されていますが、ZERO AUDIOは日本のメーカーですので、このブルートゥースイヤホンTWZ-1000も安心して使うことができます。
ZERO AUDIO TWZ-1000の音質
(4.5 / 5)全体的に「タイトな音」という印象で、奥行きがあって広がりある音ではないように思います。「グラフェンコーティング振動版」というものが搭載されているためか、使い始めは「やや高音よりかな」という印象だったのですが、使っているうちに低音もちゃんと出るようになってきて、全体のバランスが良くなりました。歌ものとの相性は良いように思います。
それでも、ダンスミュージックなどのズンズン来る低音が好きな人やBeatsやSolidBASS系のイヤホンを使っている人だと、その違いに戸惑う、低音が少し物足りないイヤホンかもしれません。あとは、音道管が割と広いので、このあたりも音質に影響があるのではないでしょうか。
ZERO AUDIO TWZ-1000の装着感
(4 / 5)少し大きめな本体ですが、思いのほか装着感は良好です。耳にちゃんとフィットするポジションにハマれば違和感がありません。
また、付属品として3種類のイヤーピースと、4種類のシリコンカバーが付いています。異なる4種類のイヤーウィングを変えることで、好みのフィット感を選べます。このシリコンラバーが滑り止めの役割をはたしてくれるので、とっさにイヤホンを外したりしても落としにくくなっています。
ZERO AUDIO TWZ-1000の遮音性・音漏れ
装着感がよく、わたしの耳にフィットしているので、音漏れはほとんどありません。よほどの爆音にボリュームを上げなければ、周りの方に迷惑をかけることはないと思います。
そのため、遮音性も高く、ノイズキャンセリング機能はついていませんが、このイヤホンをつけて音楽を聴いていると周りの音はほとんど入ってこない(気にならない)状態です。逆に、遮音性が高いので街を歩いているときなどは注意が必要かもしれません。
ZERO AUDIO TWZ-1000のデザイン・バッテリー
片道1時間の通勤で毎日(週5日)使っていますが、1週間は本体の充電をしなくても十分にもちます。製品紹介では、「イヤホン本体の連続再生時間を7時間、小型充電ケースを使用することで最長総再生時間28時間を実現」となっています。そこまで長時間では試していませんが、今のところは不満はありません。
個人的に残念だったのが、UBSコネクタの形状Micro Bタイプだった事です。充電用のケーブルが付属していますし、大きな問題ではないのですが、スマホを始めとしてUSB-Cが主流となっていて、上下を確認せずにケーブルをさせる事になれてしまった今となっては不便さを感じます。本体の充電ケーブル差込口のコネクタカバーは無い方が良かったかなと思います。
ZERO AUDIO TWZ-1000の満足度
90点
ZERO AUDIO TWZ-1000の音質の主な性能
- ドライバー ダイナミック型
- 内蔵マイク 全指向性MEMSマイク
- Bluetooth Ver.5.0準拠
- 使用周波数帯域 2.4GHz帯
- 対応コーデック SBC, AAC, Qualcomm® aptX™ audio
- 伝送帯域 20~20,000Hz
- 質量 本機 / 約7.0g
- 充電ケース / 約48g
- 使用可能時間(音楽再生時) 最大約7時間
- 防水性能 本機 / IPX5
- 充電ケース / IPX3
- 保証期間 1年
ZERO AUDIO TWZ-1000を購入した理由
今や安くて高機能を謳う完全ワイヤレスイヤホンは沢山販売されています。その多くが中国を始めとした海外メーカーが多いです。
そんななか、ZERO AUDIOのイヤホンを使っている最後の決め手は、日本メーカーの安心感かもしれません。